![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-01.jpg)
ゆの香の歴史
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-01.jpg)
「かんなわ ゆの香」は、鉄輪温泉で50年に渡り「温泉旅館 楽々園」の名で温泉旅館を営んでまいりました。
当宿の旧館は、昭和50年代に建てられた棟で、湯治宿の雰囲気と昭和の香りを今に伝えてくれています。
ノスタルジックを感じる「楽々園」の歴史をのぞいて、昭和の鉄輪温泉へタイムスリップ〜!
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-02.jpg)
昭和30年代のお風呂です。建物の中に砂風呂や岩風呂がありました。
看板に書かれた「ロマンス湯」という名前のお風呂は、カップルのための貸切湯のようなものだったそうです。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-03.jpg)
当時の楽々園には鬼がいました! 古き良き別府を彷彿とさせる写真です。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-06.jpg)
先々代です。楽々園の礎を作り上げた人です。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-05.jpg)
鉄輪温泉といえば「混浴風呂」です。
最近では混浴の施設は見かけなくなりましたが、楽々園は創業当時から
平成18年の夏まで混浴でした。ほのぼのとした良い光景ですね。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-04.jpg)
昔の楽々園は「借間」スタイルでした。
その頃から、遠くは四国のお客さまもいらっしゃっていたそうです。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-09.jpg)
当時のパンフレットの原本が残っていました。
印刷もデジタルカメラも無い時代に作られた貴重な資料です。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-07.jpg)
時代は流れて…
昭和55年ごろの写真です。団体旅行全盛期の頃、宴会場にはお客さまがすし詰め状態!
最盛期の楽々園には、40人以上のメイドさんが働いていました。
そして、左側の写真に注目です!
フェリー乗り場で旗を持って立っているシャツの方が、先代の社長です。
とにかく腰が低く、質素で、「この人が社長? わからなかった!」とよく言われていたそうです。
バブル全盛期でもまったく贅沢せず、朝から晩まで旅館で働いていた方でした。
昭和から令和へ。たくさんのお客さまに愛されつづけるゆの香は、
前身である「楽々園」を愛し支えてきた先代の方々に見守られている気がしますね。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-08.jpg)
楽々園内にある温泉蒸気の近くでは、バナナが実をつけています。
美味しそうですが、味はイマイチ。昔は、「バナナ温泉」と呼ばれていたそうです。
![](https://www.kannawa-yunoka.com/wp-content/uploads/2020/02/rekishi-10-1.jpg)
昭和50年代に建てられた旧館のお部屋は、
湯治のお客様に手軽な値段でご利用いただくために、昔のままの簡素な造りなっております。
そのため、トイレは改修しておりますが、共同となっております。
施設は古くとも「おもてなしの心」を大切にお客様をお迎えしております。
お気づきのことがございましたら何なりとお申し付けください。
湯治の旅人に愛され、団体旅行最盛期にはおおいに賑わった宴会場も、
昭和レトロな雰囲気をそのままに残しております。
ご滞在中はぜひ、ノスタルジックな雰囲気も楽しみながらお過ごしください。