別府では只今「オンパク」が開催されています。
「別府八湯 温泉博覧会」略して「オンパク」
とはいっても、名古屋やつくばで開催された(私は
大阪万博世代ではありません←若いと言っているつもり)
万博とは異なります。
『日本一の温泉地で「楽しく」「おいしく」「きれいになる」
いいとこどりの別府を体験する』
のがオンパクなのだそうです。
私も昨年、このオンパクのことを知り、鉄輪にある
ギャラリーで開催されたコンサートに行きました。
今年も何かに参加しようと、オンパクのガイドを見て
きめたのが着付け教室。
そう。
私、旅館の女将のくせして着物を自分で着ることすら
出来ません。
そのくせ「女将といったら着物よね♪」
と、着物や道具一式は買い揃えています。
このままでは、宝の持ち腐れになってしまうので
一念発起して、着付けの御勉強をすることにいたしました。
本日、着付け教室第1日目。
会場は
こちらの旅館さんです。
和服がとても御似合いの女将さんが御出迎えして
くださいました。
「あー。まるで絵に描いたような女将さん。」
と心の中で感心した私。
本日、まったくの初心者は私一人。
本当に大丈夫でしょうか。
まだ、しつけ糸も付いたままの着物を前に
まずは、しつけ糸の取り方から習いました。
長じゅばんの着方、着物の着方、紐の結び方
帯の結び方・・・。
昔の人は、こんなことを毎日していたのでしょうか!
私、昭和生まれで本当によかったです。
到底、1日習っただけでは覚えられそうもありません。
この着付け教室は全部で3回。
少しでも、着物に慣れることが出来たら良いのですが。
脱いだ着物のたたみ方を習いながら
「着た後も大変なのね。」
と、げんなりしながらも、和服姿で微笑む女将さんを見ると
「やっぱり、着物っていいなあ。」
やる気を奮い立たせて旅館を後にいたしました。