気がつくと、4月も15日。
もう半分も過ぎてしまったのですね。
春の行楽シーズンでもあり、連日多くの
お客様にお越しいただいております。
そんな中、先日お客様で
趣味でピアノを習っているという方がいらっしゃいました。
私が
「ぜひ、ラウンジでピアノを弾いてください。」
とおすすめしたところ、演奏してくださったのです。
映画音楽やリチャードクレーダーマンなどの
曲を何曲も演奏してくださいました。
「冬のソナタ」のテーマソングを演奏しているときなど
韓流ドラマが大好きな従業員は
「素敵~
」
と大喜び。
このように、ときどきお客様で
「ピアノを弾かせてください。」
とおっしゃる方がいるのですが、皆様とてもお上手です。
中学生や高校生など、私よりも上手な方もいて
ちょっと焦ってしまいます![]()
ラウンジでお客様が演奏するということは想定して
いなかったのですが、こうやって演奏していただけると
他のお客様も喜びますし、和気藹々とした雰囲気が
なんともいえず、いいなあと思います![]()
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以前もブログに書いたことがありますが、当旅館は楽々園時代から
外国のお客様がやってくることがありました。
というのも、諸外国で発行されているガイドブックに紹介されて
いるからなのです![]()
本日もフランスの方が、外来入浴にいらっしゃいました。
お風呂からあがられた後、旅館の売店で、夢二グッズを
手に取って眺めていらっしゃったのですが・・・。
「Excuse me?」
とおっしゃるので、お客様の元にうかがいましたところ
どうやら、夢二グッズをビニール袋から出して、見たい
ご様子です。
(私は、フランス語はもちろんですが、英語も良くわかりません。
しかし、人類皆兄弟?何とかなるものです!)
お客様が手に取っているのは、『ふくさ』でした。
そうです。
結婚式のときにご祝儀袋を入れるあの『ふくさ』です。
嫌な予感がします・・・。
お客様は予想通り
「これは何ですか?」
といったことを質問されました。
・・・。
フランスで、ご祝儀をふくさに包む作法があるとは思えません。
何て言ったらよいのでしょう![]()
悩んだ挙句
「wedding present in.japanese style.」
と答えました。
言わんとすることはお分かりいただけますか?
「this name FUKUSA」
お客様は
「oh!FUKUSA.wedding present!」
とにっこりされました。
・・・。
私、日本文化をフランスの人に正しく伝えることが
出来たのでしょうか?
少々不安でもあります![]()
